口座清算価値+309万円に:2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資

高金利通貨スワップ投資

2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資

2億り夫婦はメキシコペソと南アフリカランドを保有することで、月に約13.9万円を副業所得として得ています。

年間169万円のスワップポイントがつき、年間利回りは16.1%になる見込みです。

ここ1-2ヶ月のメキシコペソと南アフリカランドの上昇を受けて、2億り夫婦の高金利通貨スワップ運用口座(3つ)の口座清算価値は+309万円(すべて決済したときの利益)となりました。元金は1,050万円です。

なお、コロナショックを受けて、しばらくはスワップポイント(メキシコと南アフリカの政策金利)は回復しないと思います。現在、コロナショックの影響下で各社スワップポイントが低くなっていますが、それでも現状の利回りで複利運用を続けると2036年には1億円に到達します。利上げがあるとさらに早まるかもしれませんね(楽観)。

目指すはスワップ投資だけで1億円!

あと20年、どちらの国でもいいので数%の政策金利を維持してくれることを願っています。

このページでは次のことをご説明しています。

このページの内容
●高金利通貨スワップ投資とは?
●取引の仕方(ポジションの持ち方)
●コロナショック後のメキシコ・南アフリカ情勢
●2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資実績

FX初心者の方へー高金利通貨FX取引を解説

FX初心者の方向けに、高金利通貨スワップ投資のご説明です。

高金利通貨とは?

メジャーな(人気の)高金利通貨は、メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラの3つになります。これらの通貨を取引できる証券会社は数多くあります。

スワップポイントとは?

例えばFXで日本円でメキシコペソを買うと、2つの国では政策金利が違うので、利息のようなものをもらうことができます。

2020年9月現在、日本とメキシコの政策金利はそれぞれ−0.1%、+4.5%なので、4.6%の差があります。この分の金利が毎日もらえることになり、それをスワップポイントと呼びます

2億り夫婦が取引をしているトレイダーズ証券【LIGHT FX】 では、10万通貨あたり71円のスワップポイントが毎日つきます。1ペソ=5.0円だとして、1年間ペソを10万通貨(= 5.0 x10万 = 50万円分)保有すると、年間スワップポイントは71円 x 365日 = 25,915円となります。
年間利回りは25,915 ÷ 500,000 = 5.2% となります。

設定されているスワップポイントは証券会社各社で異なりますので、条件のいい証券会社を選んで取引することが重要です。

リバレッジとは?

先程のメキシコペソの例を引き続き使います。50万円で10万ペソを買いましたが、これは言い換えるとリバレッジ1倍で取引をしたことになります。

FXでは、口座にお金を「証拠金」として預けることにより、リバレッジを効かせて取引することができます。

2億り夫婦はメキシコペソの場合、約3.0倍のリバレッジで取引をしています。つまり、先程の例では50万円の証拠金を口座に入金して、3倍の30万ペソ(=150万円分)を購入しています。

このとき、年間のスワップポイントは3倍の77,745円、利回りも3倍で15.5%になります。

もちろんリスクも3倍です。メキシコペソが5円の約3分の2の1ペソ = 3.33円まで下がると、為替損益でゼロになってしまいます。実際にはそれよりも前にロスカットとなりゲームオーバーなので、ロスカットにならないようにリバレッジは低めに抑えておく必要があります。

メキシコペソの場合、2億り夫婦は2020年11月現在、3〜3.5倍程度であれば比較的安全と考え、その程度のリバレッジで運用をしています(南アフリカランドも3倍程度)。

2億り夫婦のリバレッジ管理
●メキシコペソ:3〜3.5倍
●南アフリカランド:3倍程度

外貨預金とFXの比較

外貨預金とは、簡単に言うとリバレッジ1倍で外貨を購入して保有することです。2020年9月現在、2億り夫婦が調べてメキシコペソ定期預金の条件がよさそうだった楽天銀行と、トレイダーズ証券【LIGHT FX】 で比べてみます。

  外貨預金 FX
金利(スワップ) 3.56%(1年定期) 5.2%
税金 税引き後2.84% (保有している限りゼロ*)
為替コスト(10万通貨当たり) 20,000円 3,000円
リバレッジ 1倍 〜25倍
破綻時 1,000万円まで保証 全額保証(信託保全)

細かい点は割愛しているのでご了承頂くとしても、優劣は一目瞭然ですね。

なお、税金に関しては、LIGHT FXが非課税という意味ではなく、決済(買ったペソを売る)せずにずっと保有していればゼロ、という意味になります。これは、複利で運用するときに非常に重要なポイントです。次のシミュレーションでその差がよくわかります。

シミュレーション
・利息(スワップポイント)をそのままペソ購入に充てて、30年間複利運用する
・2020年に50万円でスタート
・外貨預金では毎年利息から税金が引かれる
・FXは2050年に決済した際に20%の税金が引かれる
・為替コストは計算に入れない

左のグラフから、外貨預金とリバレッジ1倍運用時のFXの成績の違いがよくわかります。FXのグラフが最後に折れ曲がっているのは、2050年に決済するとして、その時に税金が20%引かれるからです。またFXでリバレッジ3倍で運用した場合には30年後に3,000万円を超える計算です。桁が違って見にくくなるので右のグラフにだけ載せました。

このことから、複利運用のメリットと、リバレッジがどのように効いてくるかがおわかり頂けると思います

どの高金利通貨がいい?

現在、高金利通貨(スワップポイントが高い)として人気があるのは主に、メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラの3つです。

メキシコペソ・南アフリカランドはレートがそこそこ安定していて、スワップ(+為替)で利益を上げやすい状況にあります。

特に、メキシコペソは高金利通貨の中でもトルコリラについで高いスワップポイントが期待できます。一方で、トルコリラは長期的な下落トレンドが強く、いくらスワップ収入があっても為替で損をしてしまう可能性が高く、運用には技が必要です。

というわけで、2億り夫婦は主にメキシコペソと南アフリカランドの2つの通貨でスワップ投資をしています

取引の仕方

2億り夫婦はメキシコペソも南アフリカランドもコロナショックの前に下記の図の安いゾーン(グリーンのゾーン)に指値を入れて、リバレッジ約3倍でペソとランドを購入しました

グリーンのゾーンが買いポジションを持つターゲットゾーン。

予想よりペソが下がりすぎて一時期全ポジションが刺さっていましたが、おかげでまずまず低いところでポジションを保有することができました。

2020年12月12日の2億り夫婦保有ポジション
メキシコペソ/円

セントラル短資FX
ダイレクト+:建玉合計351万通貨、平均レート4.940
トレイダーズ証券LIGHT FX:建玉合計126万通貨、平均レート4.777
南アフリカランド/円
ヒロセ通商LION FX:建玉合計215万通貨、平均レート6.555
指値…自分で買いたい(売りたい)と思う価格と量を注文をして、あとは寝て待つ注文方法です。それに対して「成行注文」は、そのときの値を見ながら自分のタイミングで注文する方法です。

実際の取引はお好みのスタイルで良いと思いますが、一括購入はおすすめしません。一番安いときなんて誰にもわからないからです。

「〇日ごとに●万円分ペソを買う」などと自分でルールを決めて複数回に分けて買うと、高値づかみを避けられますし、ストレスの軽減にもなります。積立やドルコスト法の考え方に似ています。一方で、相場がぐんぐん上がっていく場合には、ある程度まとめて買ってしまったほうがお得になります。

例えば2億り夫婦が2020年12月から50万円でメキシコペソ/円に投資を始めるとしたら?
2020年12月の時点で、コロナショックはひとまずワクチン接種が開始されたことから落ち着いてきており、今後大暴落が起きるリスクは減ってきています(ないとは言えません)。つまり、中長期的には今後メキシコペソ/円は横ばい〜上昇していく可能性が高いと考えます。そこで、2つのフェーズに分けてペソを購入します。
●最初の3週間
半分強の30万円を3回に分けて3週連続で購入(1回あたり10万円 x リバレッジ3倍 = 30万円 = ペソ約6万通貨に相当)
●続く10ヶ月
残りの20万円分はのんびり毎月2万円ずつ(リバレッジ3倍でペソ約1.2万通貨に相当)10ヶ月に分けて積み立てる。
このあたりは好みですから、早く貯まっていくスワップポイントが見たい、という場合は最初にある程度まとめて購入してしまえばいいと思います。
 

メキシコペソ口座を二つ持つ理由

2億り夫婦は海外にいたこともあり、これまで【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスをメインで使っています。だいたいいつもスワップポイントが高いというのも【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスを使っている理由の一つです。

2億り夫婦は2020年7月にトレイダーズ証券【LIGHT FX】 に口座を開設して200万円の資金でメキシコペソのトレードを開始しました。セントラル短資FXダイレクトプラスはスワップポイントが毎年課税対象になりますが、LIGHT FXは決済したときにだけ課税対象になるので、複利で運用するのに有利です。また、スワップポイントが有利な証券会社の一つでもあります。

各社スワップポイントが上下するので、その都度総合的に条件が有利な口座をメインに積み立てていくのが良いかと思い、口座を二つ持つことにしました。

コロナショック後のメキシコ・南アフリカ情勢とスワップポイント

メキシコ情勢

メキシコ中銀は前回の会合までにすでにコロナショック以来11回連続となる利下げ(−0.25%)を決定し、2020年初めには7.25%あったメキシコ政策金利は4.25%になりました。ただ、11月12日の会合では政策金利が4.25%に据え置きとなり、「そろそろ下げ止まるのでは」という観測から、メキシコペソを下支えする要因になりました。また、次期米大統領がほぼバイデンさんに決まったことから、メキシコに強硬な姿勢を取りがちなトランプさんよりも好感をもって受け止められたことも下支え要因かと思います。12月17日の会合で再び利下げされる可能性も残りますが、ここで利下げされなければ、さらにメキシコペソは上がるかもしれませんね。

2億り夫婦が現在、主に積立中のトレイダーズ証券【LIGHT FX】 は現在スワップポイントが7.1円で維持されています。またメキシコペソだけでなく、南アフリカランドやトルコリラなどの高金利通貨では全般的にスワップポイントを頑張っていて、業界最高水準となっています。上記のように、決済しないかぎりスワップポイントに課税されないため、長期運用にも向いています。

また、【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスも、現在スワップポイントが7円で維持されていて安定しています。コロナショック後はメキシコの政策金利も低下していますので、だいたい7円前後が業界最高水準ということになります。

南アフリカ情勢

南アフリカでもコロナショックを受けて政策金利が下がっています。2020年初めは6.25%でしたが、7月までに段階的に3.50%まで下げられ、その後は横ばいとなっています。

南アフリカは
●国営電力会社エスコム関連の負債問題
●米中対立激化懸念(南アフリカ経済は中国と結びつきが強いので、米中対立が悪化するとランドは下落します)
●南アフリカ国内における新型コロナウイルスの感染再拡大リスク
がほぼ常にあって、だいたいいつもぐだぐだですが、やはり今回は次期米大統領がバイデンさんでほぼ確定したことからアメリカの対中政策がトランプ政権と比較して軟化するであろうこと、ワクチン開発進展などのニュースを受け、最近は一気に上昇しています。

今週は久々(8-9ヶ月ぶり)に7.0円付近をタッチしましたが、反発があり、少し下げての引けとなっています。

2億り夫婦は引き続き南アフリカランドをハイリスク通貨と考え、1ヶ月のスワップ分のみを原資にしてレバレッジ3倍で積み立てています(新たな資金投入は当面しません)。

2億り夫婦が南アフリカランドの運用に使用中のヒロセ通商【LION FX】では、引き続きスワップポイントが6円と低空飛行ですが、メキシコペソと同様、コロナショック後は政策金利が下がっていますので、だいたい6円前後が業界最高水準ということになるようです。ただ、最近はトレイダーズ証券【LIGHT FX】 が7.1円と頑張っているようなので、メキシコペソの取引も含めてトレイダーズ証券【LIGHT FX】 で口座開設をしておけばあまり間違いはなさそうですね。

2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資実績

それでは2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資の運用状態をご紹介します。

現在の保有状況は下記のようになっています(12/12時点)。

  メキシコペソ
FXダイレクト+
メキシコペソ
LIGHT FX
南アフリカランド
LION FX
保有通貨量 3,510,000 1,260,000 2,150,000
平均レート 4.940 4.7677 6.5525
評価損益 +790,044 +488,107 +679,709
スワップ累積額 +660,033 +106,172
+369,999

2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資は、合計すると、

評価損益:+1,957,860円
スワップ累積:+1,136,204
口座清算価値:+3,094,064円

メキシコペソと南アフリカランドを合わせると、

スワップポイント
1日4,641円ペース
1ヶ月に139,248円、
1年に1,694,184円
利回りは16.1%
となります。

メキシコペソ:年間スワップ122万円見込み

現在650万円分をメキシコペソで運用中ですので、【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスのスワップポイント7円、トレイダーズ証券【LIGHT FX】 のスワップポイント7.1円に基づいて計算すると、

1日に351 x 7 + 126 x 7.1 = 3,352円
1ヶ月に100,548円、
1年に1,223,334円
利回りは18.8%

になります。

南アフリカランド:年間スワップ47万円見込み

2億り夫婦は南アフリカランドに400万円を投入して運用しています。

ヒロセ通商【LION FX】のスワップポイント6円に基づいて計算します。

1日に6 x 215 = 1,290円
1ヶ月に38,700円、
1年に470,850円
利回りは11.8%

になります。メキシコペソと同様、このスワップポイントがずっと続くわけではないと期待しますが、当面は溜まったスワップ分で積み立てるだけの方針です。

トルコリラは運用しないの?

さて、メキシコペソ・南アフリカランドと並んで高金利通貨人気三兄弟のトルコリラですが、2億り夫婦は2019年に勝ち抜けしてからしばらく運用していませんでした。2020年11月から細々と再開して今週一度利確しました(+8,060円のみ)が、本格運用の予定はありません。

といいつつ現在18万通貨保有していますが、あまり増やさないようにする予定です。


2億り夫婦は、引き続き「16年後にスワップ投資だけで1億円突破」を妄想をしながら、明るく投資を続けていきます!

おすすめの証券会社は?

スワップを稼ぐのが目的ですから、証券会社選びは大切です。メキシコペソスワップ投資をする上で、常に条件が上位の証券会社各社のスワップ・スプレッドを表にしています。

コロナショックの影響で、証券会社によってスワップポイントが変動したりしなかったりですが、右往左往せずに長期的に安定して業界上位の条件を提供してくれる口座を選んでおくことをおすすめします。


南アフリカランドについても同様に、条件が安定して良い証券会社をご紹介します。


それでは、来週も良いトレードができますように。

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