2020年4月から2億り夫婦(夫)のアセットアロケーションを定期的に公開していくことにしました!理由は下の方で説明します。
2億り夫婦(夫)のアセットアロケーション
2億り夫婦(夫)のアセットアロケーション2020年4月版を公開します。
2億り夫婦は2019年にアメリカ留学から帰国して新たに投資を再開して、これらの投資でで月に約50-60万円の不労所得を得ています。
1. トライオートFXカスタム自動売買
2億り夫婦(夫)のメインの投資先の一つであるカスタム自動売買です。月に安定して20万円以上(20-80万円)の利益を得ています。怪しげな販売システムではなく、インヴァスト証券「トライオートFX」のビルダー機能を使うと誰にでもできる自動売買システムなのでご安心を(笑)。
リンク:【利回り13%以上!! 2億り夫婦のカスタム自動売買 設定公開!】
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トライオートFXのカスタム自動売買はリスクオンでもリスクオフでも利益を積み上げることができる点で万能なため、他のアセットとは性質が完全に異なります。また最低でも年利13%を確保可能なため、主力の座は当面揺らぎません。カスタム自動売買自体10通貨ペアで運用しているので、アセット内でもリスクが分散されています。常にドル箱アセットのため、このアセットを減らすことは考えていませんし、むしろこのアセットは投入資金を増やしていく方針です。また、トライオートFXは自動売買の発注量に上限があるので、将来的には他の証券会社でリピート系自動売買を複利運用していく予定です。
2 & 3. 高金利通貨スワップ投資(MXN/ZARスワップ)
2037年までに本気で1億円を目指す高金利通貨スワップ投資です。メキシコペソを【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスで、南アフリカランドをヒロセ通商【LION FX】 で運用して、月に10万円以上(10-18万円)のスワップポイントを得ています。新興国通貨なのでリスクを伴いますが、どちらかの通貨が20年生き残れば複利運用で1億円を目指せると本気で考えています。
リンク:【2037年までに1億円?! 年間スワップ205万円・利回り25.6%見込、わりと本気の高金利通貨投資@8週目】
4. 海外FX
海外FX会社GEMFOLEXを使ってレバレッジ500倍以上で運用しています。位置付けとしてハイリスク投資にはなりますが、ドルペッグ制を利用してリスクを最小限にしています。当初は20 Lotで270万円の利益を狙っていましたが、口座を増やして現在50 Lotで一撃670万円を狙っています!また、それとは別に、USD/JPYの両建てで為替リスクを最小限にして毎月2.2万円をさやがめしています(売りも買いもプラススワップなのを利用)。
5. トライオートETFカスタム自動売買
インヴァスト証券「トライオートETF」のビルダー機能を使って、ナスダックトリプル100(TQQQ)でカスタム自動売買をしています。月によって変動が大きいですが、平均15万円(8-31万円)の利益を得ています。
リンク:【ナスダック100トリプル 最適な利確幅を徹底検証!】
6. CFD
NYダウやイギリス100に積み立てています。
7. 個別株
趣味程度に適当に運用中です。
8. 積立インデックス
SBI証券で毎週2万円を下記の4つに積み立てています。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式:5,000円/週
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):5,000円/週
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:4,000円/週
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド:6,000円/週
9. 円普通預金
当面の生活資金+非常時用資金です。
10. 医療系ポイントサイト
医療系サイトから来るアンケートに時折答えています。Amazonギフト券に変えられるので、主に本と家電の購入費用に充てています。ここ10年くらいゼロになったことがないので結構ありがたいですし、総額が無視できない程度にもらえるのでグラフに入れています。
11. USD high-yield saving
アメリカ留学中の米ドル収入などを2%以上金利がつくsaving accountに入れてあります。将来的には米国株・ETFへ一部を回す予定です(満期待ち)。
12. USD保険
同じくアメリカ留学中の資産の一部です。
アセットアロケーションに基づくリバランス
それでは、リスク資産に絞って、アセットアロケーションに基づいたリバランスについて考えてみます。下の図はリスク資産だけでみたアセットアロケーションです。
リバランスのためには、そもそも2億り夫婦(夫)の目指すアセットアロケーションを決めておく必要があります。ひとまず数年後に目指すアセットアロケーションをお示しします。
2020年4月 | 将来的な目標 | |
FXカスタム自動売買 | 57.0% | 50.0% |
MXNスワップ | 8.6% | 10.0% |
ZARスワップ | 9.8% | 6.0% |
海外FX | 1.1% | 0.5% |
トライオートETFカスタム自動売買 | 13.3% | 10.0% |
CFD | 5.0% | 10.0% |
個別株 | 3.3% | 4.5% |
積立インデックス | 2.0% | 9.0% |
まず、現在FX(トライオートFX・MXNスワップ・ZARスワップ・海外FX)で全体の75%を占めています。なかなかひどい偏りです笑。
これは完全に好みの問題ではありますが、上記のようにトライオートFXのカスタム自動売買は他のアセットとは性質が完全に異なり、また最低でも年利13%を確保可能なため、このアセットを減らすことは考えていません。また、カスタム自動売買自体10通貨ペアで運用しているので、アセット内でもリスクが分散されています。
また、高金利スワップ投資も、長期・複利・スワップ積立によって20年後に1億円まで膨らますつもりなので、リスクを伴いますが一定の資産を投入して運用を続けます。
一方で、CFDや投信系の積み立てインデックス、個別株に関しては少しずつ増やしていく方針です。
続けて前回からの比率の変化を見てみます。
2020年4月 | 前回からの変化 | |
トライオートFXカスタム自動売買 | 57.0% | -0.9% |
MXNスワップ | 8.6% | +2.7% |
ZARスワップ | 9.8% | -2.1% |
海外FX | 1.1% | +0.4% |
トライオートETFカスタム自動売買 | 13.3% | +0.2% |
CFD | 5.0% | +1.6% |
個別株 | 3.3% | -2.5% |
積立インデックス | 2.0% | +0.6% |
MXNスワップとZARスワップですが、両通貨は現在ともに史上最安値付近にいます。南アフリカランドはさらなる下落リスクが高いと考えて静観していますが、メキシコペソは積立のチャンスと考えて、2020年4月から積極的に資金を投入しています(とりあえず+100万円)。その結果、前回からの変化が両者で異なります。
今後本当にスワップ投資で1億円を目指せるようなら、結果的にスワップ投資のアセットバランスは上がっていくと思いますが、複利で増えるものは仕方がない(笑)と考えて放置することにします。
海外FXはハイリスクで一撃670万円を狙ったりしているので、投資にはリスク資金の1%程度を回すので十分かなと思います。本当にウルトラスイングが実現したら、口座数を増やしてさらなるスイングを狙います。ハイリスク投資の位置付けなので、1%前後までの資金投入で十分かなと思っています。
FXに比較して、株式関連(トライオートETF、CFD、個別株、積立インデックス)の比率は明らかにまだ少なく、今後徐々に増やしていく方針ですし、積み立てを少しずつしているので、実際に個別株以外は前回と比較して微増しています。
特に、米ドルのHigh-yield savingの一部が2020年後半に満期になるので、その資金を米国株関連に積極的に回していくつもりです。
このように、定期的にアセットアロケーションやポートフォリオを確認することは、リバランスのためにとても有用だと思います。
投資を始めたばかりの方はまずは少しずつアセットを増やすこと、ある程度投資を続けて資金が増えてきた方は、アセットアロケーションの定期的なチェックとリバランスをしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、アセットアフォケーションを公開していく気になった理由は、大きく二つあります。
理由①:もっと分散すべき
自分のアセットアロケーションが完璧だとはまったく思っていませんし、自戒を込めてなのですが、投資ブログを拝見していると、アセットアロケーションやポートフォリオがかなり偏っている方が多い印象を受けました。
例;VTI一本、米国株一筋、米国株と日本株、etc.
個人的な意見としては、もっと分散させてリスク管理を強化するべきだと思います。何が起きるかわかりませんし、なくなってからでは遅いですからね…。
もちろん個人の投資スタイルの好みの問題ですが、自分の大切な資産ですから、増やすより先に守ることの方が重要ではないかと思うのです。
分散投資の一つのモデルとして、2億り夫婦のアセットアロケーションを参考にして頂けたらと思って、定期的に公開することにしました。
ちなみに、2億り夫婦はFXが好みで世間一般から少しずれているのは認識していますし、なので真似をしてほしいわけではまったくありません。あくまで、「分散」投資の一つの形として参考にしてほしいのです。
アセットアロケーション:株式・債券・REITなどの区別
ポートフォリオ:株式内の、個別株A・個別株Bなどの区別
の意味で用語を使い分けています。
理由②:アセットアロケーションをリバランスに活用
うまく資産を様々なアセットに分散できたら、定期的なリバランスをすべきです。
例えば個別株Aと個別株Bをリスク資産の10%ずつ保有している場合を例に挙げます。
個別株が値上がりしたおかげで含み益が増えて、アセットアフォケーションに占める割合が個別株Aは10%から20%に増え、個別株Bは10→15%になったとします(ちょっと極端ですがあくまで例です)。
積み立てる軍資金ができたとき、みなさんならどうされますか?
B. 個別株Aの割合が増えてしまったので、個別株Bへの投資割合を増やす。
C. 投資割合が相対的に減ったアセットに投資割合を増やす。
長期分散積立投資を考える際には、
A:❌
B:△
C:◎
が、より有利な運用を続けていくための答えかなと思います。
答えを考えるためには投資の原則に戻ると良いと思います。
投資成功率を上げるためには、「安く買って高く売る」必要があります。
この単純な理屈がわかっているのに、うまくできないのが投資の難しさですよね笑。
上の例の場合、個別株Bのほうが個別株Aよりも相対的に安くなっています。
落ち着いて考えると、すでに割高になっている個別株Aにさらに資金を投入するのはあまり得策ではないことに気づきます。それよりは、まだ安い個別株Bに投資したほうが良いという意味で、Bを△としました。
ただ、個別株はAもBも、結局は割高な状態ですから、その意味ではどちらの株に投資を追加するのも正解とは言えません。
この場合には、相対的に値上がりしていない株式や、アセットアロケーション内で割合が減ったアセットに資金を投入するのが正解と言えます。
この場合、個別株Aを買うべきではない、という意味ではなく、買うにしても投入資金に占める個別株A購入割合を減らして他に回した方がより有利だ、という意味です。
上記の例は少し極端なものでしたが、異なるアセット間で比較する際も(例:米国株 vs 日本株)、同じアセット内のポートフォリオを比較する際も(例:個別株A vs 個別株B)、同じ考え方ができます。
アセットアロケーションやポートフォリオは好みや相場の動きで知らず知らずのうちに偏りが出てしまうのが自然な動きです。
まずは自分の予定しているポートフォリオの各アセットの割合を決め、それに向けて定期的に調整していくことが、長期・分散・積立による資産運用を見据えた適切なリバランスではないかと考えています。
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