トライオートFXカスタム自動売買設定公開 –月20万円以上の不労所得を生み出す2億り夫婦のFX運用法
2億り夫婦は、インヴァスト証券「トライオートFX」で自動売買をカスタマイズし、2,000万円を11通貨ペアで運用して、週に5万円程度、月に20万円以上の不労所得を得ています。
を見込んでいます。
2020年1月第3週に開始して、運用実績をリアルタイムで公開しています。
リンク:【トライオートFXカスタム自動売買(11通貨ペア)運用実績公開!】
ベースライン(相場変動が少ない週)でも週に5万円程度の利確がありますが、コロナショックなどでボラティリティが高くなった時には6倍程度にまで増えるので、利回りが13%を越えてくれるのはほぼ確実です。
大雑把な計算ですが、13%の利回りで年に20%税金を引かれると、税引き後の1年の利回りは13 x 0.8 = 10.4%になります。うまく複利で運用することができれば17年後には5倍の1億円を越えます笑。年金はこれでいい気がしてきました!
なお、スタートは2,000万円にしていますが、「何倍になるか」は初期投資額によらず、いくらから始めても同じ値です。
2億り夫婦のような子育て中・共働き夫婦が時間をかけずにほったらかし投資をするには、リピート系FX自動売買がベストオプションの一つです。
FX自動売買って儲かるの?勝率は?リスクは?
利益が上がることは、上記の運用実績を見て頂ければわかります。利確額がプラスになるのは当たり前ですが、含み損やスワップポイントを含めた総合損益でもコロナショックの影響が色濃く残る12週目(2020年4月前半)に早くもプラスに転じています。
2億り夫婦のFX自動売買ですが、損切りの設定をしないので勝率は100%です笑。ちゃんと数えられませんが、稼働開始以来4ヶ月で2,000連勝くらいしているはずです。その理由は、相場が逆方向に動いた場合に放置しても、含み損に耐えられる設定にしているからです。
つまり手持ちのポジションは設定した利益を上げるまで放置されるので、勝率は100%になります。
また、もっと攻めてもっと利回りを高くするのは簡単ですが、むしろ問題となるのはリスク管理です。巷に怪しげな「利回り100−200%」「月利30%」などといった触れ込みの有料自動売買ツールがはびこるのは、「自動売買なら何かよくわからない複雑な仕組みで「高利回り」と「低リスク」を同時に実現できるのではないか」という根拠のない期待によるものだと思いますが、
それは大きな間違いです。
狭い値幅(レンジ)にたくさんトラップを敷き詰めれば、いくらでも高利回りを達成できますが、想定レンジを外れればあっという間にロスカットになります。「高利回り」=「高リスク」なだけです。
理解できないものに投資をするのはおすすめできません。2億り夫婦のリピート系FX自動売買はインヴァスト証券「トライオートFX」に口座を開設すれば無料で誰にでもできますので、FX自動売買で不労所得を得たい方は、きちんと仕組みを理解した上で運用してみてください(自己責任でお願いします)。
そもそも自動売買であっても裁量トレードであっても、煎じ詰めれば個々のポジションを買うか売るかしかないです。自動売買はそれを自動でたくさんやってくれるだけです。ですから、想定と逆方向に動けば損失が出ます。
ですから、安全にFX自動売買を運用するには、目標利回りを下げることです。
例えば、2億り夫婦のカスタムFX自動売買は、年利回り13%を目標にしていますが、2020年3月の第一次コロナショック(二番底が来るかもしれないので一応こう呼んでおきます)の最大ドロップダウンは、投入資金の約-10%でした。
単純な話ですが、利回りとリスクは比例します。高利回りを目指したFX自動売買システムでは、ロスカットの危険性も高まります。そういう意味で、今回の第一次コロナショックは、数あるFX自動売買システムのよい試金石になったのではないでしょうか。
投資の神様バフェットさんは平均年利22%の投資を何十年も続けてきたことが、「あり得ない・信じがたい・神様みたい」と評価されるわけですから、ほったらかし兼業投資家である2億り夫婦がリスクをうまく抑えて20−30年間利回り20%以上を狙うのはおこがましい笑、というか絶対失敗します。そう考えての目標利回り13%です。
珍しく謙虚。
利回り13%狙いは、兼業投資家にとってはいい落としどころじゃないかと思います!
そして、リピート系FX自動売買を安全に運用するためには、最初に想定レンジを広くとって、
どんな相場でも想定の範囲内
という状態にします。想定の範囲内で動いてくれるのであればリスクも把握できるので安全です。
もう少し詳しくご説明すると、2億り夫婦のリピート系FX自動売買はレンジ相場を形成する通貨ペアだけで安全に運用が可能です。
なぜなら、例え逆向きの建て玉を持っても、「レンジ相場だからいずれ戻ってくる」という前提で、含み損を抱えて待っていられるからです。
例として、米ドル/円と南アフリカランド/円の長期チャートを挙げます。米ドル/円は想定レンジ(75 – 135円)の間で行ったり来たりするレンジ相場であることがわかりますが、南アフリカランド/円は長期的に下落が続いていることから、レンジ相場とは呼びにくい状況です。
想定レンジを逸脱すると含み損が膨らみすぎて、損切りが必要になってしまいますので、まずはレンジ相場を形成する通貨ペアを選んで、想定レンジを広く設定することが安全な運用につながります。
●レンジ相場を形成する通貨ペアを選ぶ
●想定レンジを広く設定する
なぜリピート系FX自動売買?FX自動売買のメリットとデメリット
なぜ2億り夫婦がリピート系FX自動売買をメインのFX投資に選んだかというと、
2億り夫婦(夫)に裁量トレードの才能(技術・メンタル・時間・忍耐力)がない(笑)
からに他なりませんが、さらに下記のような利点があるからです。
リピート系FX自動売買のメリット
利点1:相場を予想しなくていい。
素人なので予想したって当たりません。裁量(手動)トレードではイベント時に相場が思わぬ動きをするリスクがありますが、リピート系は相場変動(ボラティリティ)が糧になるので、◯◯ショックなどのイベントはむしろ大歓迎です。
利点2:人間の感情を排除できる。
人間の感情は裁量トレードでは不利に働くことがほとんどです。FX自動売買は放置可能ですし、それによって人間の感情を完全に排除することができます。
利点3:ストレスがほとんどない。
個人的には裁量トレードの才能がないので、裁量トレードは時間とストレスがかかって、なのに損することも多く、コスパが非常に悪いと考えています。その点、FX自動売買は寝ていても勝手に頑張ってくれるのでコスパがとてもいいです。
利点4:放置できる。
そのためにはリスク管理が重要です。前向きに考えると、放置するためにしっかりリスクを管理できるようになります。基本的には、自分が設定したレンジ内にいるうちはリスクも想定範囲内で、放置可能です。ですので、子育て中の共働き夫婦など2億り夫婦と同様の境遇の方にぴったりだと考えています。
利点5:放置できるのに自動で稼いでくれる!!
これに尽きます。忙しくて時間がない方、共働き・子育て中の夫婦、家族との時間を大切にしたい方が運用するのにぴったりの条件です。
利点6:◯◯ショック時はヘッジで含み損を回避可能
FX自動売買を安全に運用するためには、ある程度の資金が必要ですし、その資金のロスカットは絶対に防ぎたいところです(2億り夫婦も2,000万円で運用していますので、ロスカットは絶対いやです!)。
2,000万円もロスカットされたら困る!
運用を開始して6週でコロナショックを受けたので実証できたのですが、実は◯◯ショックのときはヘッジを持つことで含み損を減らすことが可能です。
しかも、適当なところで決済すれば、むしろ利益を上げることが可能です。
実際に、2億り夫婦(夫)は裁量トレードが下手くそにも関わらず、コロナショック中のヘッジで合計281万円の利益を上げることができました。
このヘッジは(裁量トレードが下手なので)いつもできるというわけではなく、「◯◯ショック中で下落トレンドが明らかな時に」簡単にできます。
リンク:【今週は+248万円!! コロナショックで引き続き荒稼ぎ FXカスタム自動売買の運用実績@9週目】
もちろん、裁量トレードなどしたくないという方はそのまま放置すればいいですが、◯◯ショックが来ても大丈夫、という点は、今後もカスタムFX自動売買を安全に運用する上でとても心強いのではないかと思います。
利点7:裁量トレードがうまくなる?
FX自動売買に頼っていると裁量トレードが下手になるとか、相場観がなくなるとか言われますが、2億り夫婦(夫)は反対の意見です。
少なくとも多通貨ペアを常に見ていると、むしろFX自動売買を始める前よりも、「今週NZドルが強いな」「今日からユーロ下げ始めた」「この通貨は今週動いていない」などといったトレンドをよりはっきりと把握することができるようになりました。
少なくとも日〜週単位でのトレンド(レンジ)が把握しやすくなり、以前よりも自信をもって裁量トレードにエントリーできるようになりました。
上記の理由から、個人的には”多通貨ペアで” FX自動売買を運用していると相場観が身につくと思います。もともと裁量トレードが下手すぎただけかもしれません…。
つまり、次のような方にFX自動売買は向くと思います(2億り夫婦(夫)も当てはまります)。
①FXで裁量トレードをしてもどうしても勝てない
②エントリーすると大概予想と反対に動く
③今までにFXで◯◯◯万円を一瞬で失った
④今までのFXの損失はいずれFXで取り返せると思っている
⑤チャートを見ている時間が長いほど負けることが多い
⑥デイトレードやスキャルピングに疲れた
⑦もっとストレスのないトレードをしたい
⑧FXでトレードをしたいけれど仕事や育児で時間がとれない
⑨FX自動売買に興味がある
リピート系FX自動売買のデメリット
欠点1:常に含み損をかかえる。
これは避けて通れませんし、利益を上げるための助走だと考えるしかないです。下でもう少し詳しくご説明します。
欠点2:マイナススワップがかさむ。
基本的には下記のようにハーフ&ハーフをベースにするため、いずれかのポジションはマイナススワップとなり、ボディーブローのように効いてくる可能性があります。
トライオートFXはマイナススワップが業界ではまぁまぁ低めでそれほどストレスになりません。また、今のところスワップポイントの全体の収益に与える影響はかなり低くなっています。
下のグラフは運用15週目の各通貨ペア+合計の損益グラフですが、スワップの影響はほとんどないことがわかると思います(黄緑色ほとんど見えません。比率にすると0.6%です)。
欠点3:ある程度の資金が必要。
多通貨ペアで少なくとも過去12年間(リーマンショックを含めるため)の相場レンジに広くトラップを仕掛けるには、ある程度の資金が必要です。ただ、まずは少数の通貨ペアから、少ない資金で始めることが可能です。その際にはレンジを狭めるのではなく、トラップ幅を広げます。
決済頻度は低くなりますが、現在25万円から始めるFXカスタム自動売買の設定についての記事を準備中です(2020.05.05)。
なぜトライオートFX?
インヴァスト証券「トライオートFX」のビルダー機能は使いにくいという意見が大勢を占めるかもしれませんが、他の証券会社のリピート系FX自動売買と比較した際に、取引コストがまずまずの条件ではないかと思います (取引自体にかかる手数料、スプレッド、マイナス方向のスワップ) 。
コストの比較はいくつかブログがありますが、きちんと多通貨ペアで実際に運用して比較してみたという記事はないのではないかと思います。コストを本当に気にするならば、通貨ペアごとに証券口座を変えるのがおそらく正解ですが、面倒なのと、トライオートFXが全般的にコストが有利なので選んでいます。
また、ビルダー機能は2億り夫婦が設定したい項目を過不足なく実現できるので、その意味でも適しています。利確幅を変えられる口座はトラリピとトライオートFXしかないと思いますが、トラリピは取引コストが高いです。
さらに、FX自動売買可能な通貨ペアが豊富で、一つの口座内で多通貨ペアで運用できるためにリスク分散にもなります。例えばユーロ/豪ドルや米ドル/英ポンドを取引できる国内FX証券会社は限られています。
また、あとでご紹介する通り、何も難しいことはないので、個人的にはメインで使えるプラットホームだと考えています。
●取引コストが安い。
●条件設定が思い通りにできる。
●多通貨ペア(11通貨ペア)で運用が可能。
リピート系FX自動売買の仕組み
リピート系FX自動売買の基本形は、下の図のように「買いゾーン」と「売りゾーン」を半々ずつ設定して、買いゾーンには買いトラップを、売りゾーンには売りトラップを等間隔に散りばめます。
これをハーフ&ハーフと言います。なぜハーフ&ハーフにするかは次の項目でご説明します。
一つひとつのトラップは、そのレート値になったときに注文が入りポジションを持つことになります。その後、決められた値まで行くと決済されて利益を上げます。決済されると同時に、また同じレート値になるのを健気に待ってくれます。
これを繰り返すのがリピート系FX自動売買です。
例えば上の図の「売りトラップ1」にだけ注目してみてください。最初売りを持ったあと、しばらくは含み損を抱えますが、その後レートが下がってきて決済されます。図の中では「売りトラップ1」は2回決済して利益を上げてくれています。
図は単純化していますが、実際には買い・売りゾーンに数十~数百のトラップを仕掛けて待ち構えることになります。
また、図では決済されているトラップが多いですが、実際には決済されるまでに長い間待たないといけないトラップも多くなります。つまり、含み損を抱えることになります。
自動売買の欠点にも書きましたが、含み損を抱えるのは自動売買の宿命です。
例えば相場が暴落して10万円の含み損が出たとします。その後相場が戻ったときに、10万円の利益が出るわけではありません。下の図の例をみてみてください。
図の左のように相場がまず下落して、その間に1,000円刻みで8つの買いトラップがポジションを持ったとします。一番下落したときにはポジション1は-8,000円の含み損、ポジション2は-7,000円の含み損、…というように各ポジションが含み損を持ち、その合計は36,000円になります。
その後相場が上昇して元に戻るときに、各ポジションは決められた利確幅に従って1,000円ずつ利確します。つまり、36,000円の利益が出るわけではなく、利確の合計は8,000円です。
この点を十分に理解しておかないと、「FX自動売買は含み損だけが膨らんでいく」などの勘違いにつながります。
含み損は将来の利益のための助走のようなものですから、許容する必要がありますし、長期間運用する必要があります。
2億り夫婦の運用実績では含み損も隠さず公開していますので、ぜひ参考にしてください。
リンク:【トライオートFXカスタム自動売買(11通貨ペア)運用実績公開!】
FX自動売買でハーフ&ハーフにする理由
ハーフ&ハーフにする理由は、証拠金を減らすことができ、含み損も低く抑えられるためです。
●証拠金を減らせる
●含み損も減らせる
インヴァスト証券「トライオートFX」では、両建てする(買いも売りも両方注文を出す)場合、どちらか注文の多い方に合わせて必要証拠金が決まります(両建てMAX方式)。つまり、ハーフ&ハーフなら、例えば下半分の「買い」だけ注文するのと、同じ量の「買い」+「売り」注文を出すので、証拠金が変わりません。
今度はハーフ&ハーフの場合と買いトラップだけもつ場合の含み損を比べてみます。
相場が図の左のように下落した時、左側のハーフ&ハーフの場合、上半分の売りトラップは全て利確されて、含み損を持つことはありません。下半分の買いゾーンだけが含み損を持つことになりますが、その含み損の合計は図の中の三角形の面積と同じになります。
一方で、右側の買いトラップだけのポジションを持った場合は、すべてのトラップが含み損を持つことになり、それぞれのトラップの含み損も大きくなります。
ハーフ&ハーフと比べて、トラップ数も2倍、含み損の平均も2倍で、合計の含み損は4倍にまで膨れ上がります。
これでハーフ&ハーフを基本形にするメリットがお分かり頂けたかと思います。
リピート系FX自動売買のレンジ設定 –2億り夫婦のトライオートFX-
リスクを下げるため(あるいはリスクを把握するため)、基本的には各通貨ペアハーフ&ハーフで広めにレンジをとっています。原則として過去最低10年程度、できればリーマンショック時の相場まで丸々含めた設定にしています。
リピート系FX自動売買の戦略は大きく分けて2つあると思います。
(a) 広くレンジをとってゆったり運用
(b) 狭いレンジで両建てして爆発的利益を狙うHit and Run (損切りラインを置いて、想定レンジを外れたらおしまい)
もちろん他にもいろいろ工夫ができると思いますが、(b)に関しては利益が十分に確保される前にレンジ外にさようならする可能性があるので個人的に好みではありません。
低リスクで基本放置可能な (a) でいきます。(a) の利点は、リスクを把握しやすい点にあるかと思います。
リピート系自動売買は原理的に想定レンジ内にいれば勝手に利益を生むシステムですから、あとはロスカットされないようにリスク管理をするだけです。
下記の通貨ペアを選んでいるのは、これらの通貨ペアが基本的にレンジ相場を形成しているからです。
また、11種類の通貨ペアで運用する理由はリスクを分散させるためです。
ここで言うリスクには、「相場が動かない」リスクも含めて考えています。11種類の通貨ペアで運用していれば、大概どれかのペアは動いてくれるので、一定額以上の不労所得を毎週上げてくれると期待しています。
実際に、運用が軌道に乗った3週目以降は90%以上の週で5万円以上の利確が発生しています。
FXカスタム自動売買の運用通貨ペア –2億り夫婦のトライオートFX-
2億り夫婦は現在下記の11通貨ペアでカスタム自動売買を運用しています。
(2) カナダドル/円 (CAD/JPY)
(3) ユーロ/円 (EUR/JPY)
(4) 豪ドル/円 (AUD/JPY)
(5) NZドル/円 (NZD/JPY)
(6) ユーロ/英ポンド (EUR/GBP)
(7) NZドル/米ドル (NZD/USD)
(8) 英ポンド/米ドル (GBP/USD)
(9) ユーロ/米ドル(EUR/USD)
(10) 豪ドル/米ドル (AUD/USD)
(11) ユーロ/豪ドル (EUR/AUD) ←2020.05.04追加
2020年1月16日に稼働を開始して、16週目の5月4日にユーロ/豪ドルを追加しました。長期的に見たときに、いずれもレンジ相場を形成する通貨ペアが基本になっています。
FXカスタム自動売買の設定公開 -11通貨ペア5,100トラップ–
2億り夫婦 (夫) はインヴァスト証券「トライオートFX」のビルダー機能を使った自動売買全体に約2,000万円を入金して稼働させています 。
リーマンショック級の相場激変があっても持ち堪える金額だと考えていますし、また、コロナショックも含み損が運用額の-10%程度まで膨らんだだけで、かなり余裕がありました。
それでは各通貨ペアの設定を公開します。実際のトライオートFXの注文方法はページの一番下でご説明しています。下の各通貨の設定値を入力すれば出来上がりです(1回に100トラップまでのオーダーになります)。
(1) 米ドル/円 (USD/JPY)
買い | 売り | |
レンジ | 75.1-110.0 | 105.1-135.0 |
レンジ幅 | 3,500 PIPS | 3,000 PIPS |
トラップ本数 | 350 本 | 300 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
きれいなハーフ&ハーフではないのですが、一番メジャーな通貨ペアなので米ドル/円で設定をご説明します。
②下半分を買いレンジ、上半分を売りレンジにします(買いを少し多くしているのは、売りポジションのマイナススワップが大きいからです)。
③トラップは0.1円(10銭)ごとに仕掛けます。結果としてトラップ本数は買い350本・売り300本になります。
④利確幅はATRという指標を参考に70 PIPSにします。カウンター値は、利確されたときから70 PIPS分戻ったポイントに固定します。
通貨ペア | 売りスワップ(円) | 買いスワップ(円) |
米ドル/円 | -80 | 50 |
カナダドル/円 | -50 | 35 |
ユーロ/円 | 2 | -27 |
豪ドル/円 | -38 | 18 |
NZドル/円 | -45 | 15 |
ユーロ/英ポンド | 13 | -80 |
NZドル/米ドル | 0 | -32 |
英ポンド/米ドル | 21 | -68 |
ユーロ/米ドル | 42 | -116 |
豪ドル/米ドル | 11 | -42 |
-80以下になってくると少し高いなという気がしています。そこで、実験的に米ドル/円とユーロ/英ポンドだけハーフ&ハーフにして、英ポンド/米ドル、ユーロ/米ドルの買いトラップはなしにしています。
(2) カナダドル/円 (CAD/JPY)
買い | 売り | |
レンジ | 70.1-95.0 | 95.1-120.0 |
レンジ幅 | 2,500 PIPS | 2,500 PIPS |
トラップ本数 | 250 本 | 250 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
(3) ユーロ/円 (EUR/JPY)
買い | 売り | |
レンジ | 90.1-120.0 | 120.1-150.0 |
レンジ幅 | 3,000 PIPS | 3,000 PIPS |
トラップ本数 | 300 本 | 300 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +100 PIPS | +100 PIPS |
カウンター | -100 PIPS固定 | +100 PIPS固定 |
(4) 豪ドル/円 (AUD/JPY)
買い | 売り | |
レンジ | 60.1-85.0 | 85.1-110.0 |
レンジ幅 | 2,500 PIPS | 2,500 PIPS |
トラップ本数 | 250 本 | 250 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
(5) NZドル/円 (NZD/JPY)
買い | 売り | |
レンジ | 45.1-70.0 | 70.1-95.0 |
レンジ幅 | 2,500 PIPS | 2,500 PIPS |
トラップ本数 | 250 本 | 250 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
(6) ユーロ/英ポンド (EUR/GBP)
買い | 売り | |
レンジ | 0.651-0.850 | 0.801-1.000 |
レンジ幅 | 2,000 PIPS | 2,000 PIPS |
トラップ本数 | 200 本 | 200 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
EUR/GBPは一部を両建てにしていますが、あまり深い意味はありません。
(7) NZドル/米ドル (NZD/USD)
買い | 売り | |
レンジ | 0.451-0.650 | 0.651-0.850 |
レンジ幅 | 2,000 PIPS | 2,000 PIPS |
トラップ本数 | 200 本 | 200 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +70 PIPS | +70 PIPS |
カウンター | -70 PIPS固定 | +70 PIPS固定 |
(8) 英ポンド/米ドル (GBP/USD)
買い | 売り | |
レンジ | – | 1.250-1.749 |
レンジ幅 | – | 5,000 PIPS |
トラップ本数 | – | 250 本 |
1トラップあたり数量 | – | 1,000 通貨 |
利確幅 | – | +100 PIPS |
カウンター | – | +100 PIPS固定 |
GBP/USDは売りだけのポジションを持ちます。英ポンドがらみは値動きが大きいのでリピート系自動売買にとって魅力ですが、問題点が2つあります。
(A) 買いポジションのスワップが大きい。
(B) レンジの設定がしにくい。
そこで、(A) 売りトラップだけを仕掛け、(B) 2008年の2.0前後の水準にはそうそう戻らないだろうから、最近約10年の相場をカバーするように、レンジの上限は1.75、下限は少し深めに1.25に設定、その分トラップ数は少なめ(20 PIPS間隔)に設定。ブレクジット関連の動きで相場が下がっていくようなら(こちらの方がありえそう)、証拠金と相談しながら長期的にトラップレンジを下げていくつもりです。
(9) ユーロ/米ドル (EUR/USD)
買い | 売り | |
レンジ | – | 1.001-1.400 |
レンジ幅 | – | 4,000 PIPS |
トラップ本数 | – | 400 本 |
1トラップあたり数量 | – | 1,000 通貨 |
利確幅 | – | +80 PIPS |
カウンター | – | +80 PIPS固定 |
EUR/USDも売りだけのポジションを持ちます。GBP/USDと同様、買いポジションのマイナススワップが大きく、レンジが設定しにくいです。
そこで、2億り夫婦は売りトラップのみ仕掛けることにしました。2008年の1.6前後の水準にはそうそう戻らないだろうから、最近約10年の相場をカバーするように、レンジの上限は1.40、下限は少し深めに1.00に設定。
(10) 豪ドル/米ドル (AUD/USD)
買い | 売り | |
レンジ | 0.501-0.750 | 0.751-1.000 |
レンジ幅 | 2,500 PIPS | 2,500 PIPS |
トラップ本数 | 250 本 | 250 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +60 PIPS | +60 PIPS |
カウンター | -60 PIPS固定 | +60 PIPS固定 |
(11) ユーロ/豪ドル (EUR/AUD)
買い | 売り | |
レンジ | 1.250-1.648 | 1.600-1.998 |
レンジ幅 | 4,000 PIPS | 4,000 PIPS |
トラップ本数 | 200 本 | 200 本 |
1トラップあたり数量 | 1,000 通貨 | 1,000 通貨 |
利確幅 | +120 PIPS | +300 PIPS |
カウンター | -120 PIPS固定 | +300 PIPS固定 |
EUR/AUDは2020年5月4日から運用を始めました。
トライオートFXのコアレンジャーシリーズでもおなじみですが、コロナショック後に元の水準まで戻るかどうかはもう少し見極めてみないとわからなそうです。
ひとまず以前のコアレンジ付近の1.60-1.65は両建てとして様子を見ることにします。また、現在売りの利確幅を300 PIPSにしていますが、ボラティリティが低下してきたら120 PIPSに変更する予定です。
軍資金に応じた規模で運用を
2億り夫婦は安全のため約2,000万円をトライオートFX 11通貨ペアカスタム自動売買の運用にまわしています。
軍資金に応じて設定を決めていく必要がありますが、少ない資金でFX自動売買をする場合は、リスクを高めないために、レンジを狭めるのではなく、トラップを間引きます。
例
投入資金 | トラップ幅(例:米ドル) |
1,000万円 | 10銭 |
500万円 | 20銭 |
250万円 | 40銭 |
100万円 | 100銭(1円) |
25万円から始められる自動売買プログラムについてもまとめましたので、参考にされてください。
【リンク】2億り夫婦のステップアップFX④25万円から始めるFX自動売買!
トライオートFXビルダー機能の使い方(実際の注文の方法)
巷ではアプリ・プラットフォームが使いにくいという評判が多い?インヴァスト証券「トライオートFX」ですが、個人的にはそれほどでもないと思っています(あるいはすぐ慣れます)。
実際にiPhone用アプリで注文を設定したときのスクリーンショットをご紹介します。なお、少し動作が重いので、PCの方がストレスが少ないかもしれません。
①〜⑩の番号に従って進んでいけば出来上がりです。スクショの下にいくつか注意点を記載します。
注意点
(1) 一つのセットで設定可能なトラップ数の上限は100なので、1通貨ペアにつき注文を複数のセットに分けて行う必要があります。
例えばEUR/JPYの場合は600トラップあるので、6セット作ってオーダーします。
⑩で注文名を変更することができるので、一覧になったときにわかりやすいように、「米ドル/円_B85.1-95.0」(B: 買い、S: 売り)などと注文名を変更しておくのがおすすめです。
(2) スクリーンショットの「⑥スタート価格」の設定ですが、買い注文の場合、ここに「95」と入力すると、85.1〜95.0に注文が入ります。感覚的には95〜105な気がしますが、逆です…。
(3) ⑦のカウンター値の意味が少しわかりにくいかもしれませんが、利確と同時に発注される新規オーダーの値を決める際に必要な値で、⑥の利確幅と同じ値にします(買いオーダーの場合はマイナスをつける)。
「カウンター固定」にチェックをつけないと、だんだんオーダーの値がずれていってしまうので、チェックを忘れずにつけましょう。
(4) トライオート自動売買の発注制限額(200K通貨)があるので、すべてのセットをアクティブにしておくと2,000トラップしかオーダーができません(したければの話ですが…)。
そこで例えばEUR/JPYの場合、同じ通貨ペアの6セット中、現在のレートから遠い3-4セットを「一括稼働停止」しておきます。HOMEページの各セットの紫の一括稼働ボタンで簡単にできます。適宜ON/OFFを繰り返して注文総額が上限にかからないようにします。
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