みなさんこんにちは。メキシコペソと南アフリカランドにトラップをしかけて11週目になりました。運用開始7週目にCOVID-19によるコロナショックが始まると、メキシコペソ・南アフリカランドともに4層目の深層まで深くトラップが作動しました(というか結局4層目を突き抜けました…)。
年間205万円のスワップポイントがつき、年間利回りは25.6%になる見込みです*(現在コロナショックの影響で証券会社各社はメキシコペソ・南アフリカランドのスワップポイントを軒並み下げているので現時点での暫定値は17.4%です)。
今週1週間のメキシコペソと南アフリカランド
メキシコペソをめぐる動き
週末の「OPECプラス」会議では、市場の期待より少ない1000万バレル原産で合意したことから原油が下がりました。一方、ロペス・オブラドール・メキシコ大統領のコロナウィルス対策は不十分との声も多く、まだまだ先行きは不透明です。そんな中、今週のペソは世界的な株価の上昇やFRBによる2.3兆円規模の大型資金供給プランなどを受けた全般的なリスクオンの流れにつられて上昇しましたが、まだまだ下落リスクは高いのではと感じています。原油下落を受けてもペソが下がらなかったのは理由が2億り夫婦にはよくわかりませんが、トランプ大統領がメキシコの原油原産を肩代わりするという報道もあり、どう動くのか注目したいと思います。一旦は上がるんでしょうかね。
南アフリカランドをめぐる動き
2週間ほど前にムーディーズによる南アフリカのソブリン信用格付け引き下げと南アフリカでのコロナウィルス感染拡大の影響で史上最安値を更新したランドでしたが、今週はメキシコペソと同様に2週間前の水準まで戻りました。南アフリカ中銀による追加緩和期待(景気下支え期待)なども影響したものと考えられます。
一方で、Twitterにも書きましたが、南アフリカの人口の約1/3には水道が供給されていないそうですから、衛生面での問題から、一度火がつくと感染拡大に歯止めが利かなくなるリスクもあると思います(一応、ラマポーザ大統領は4/10にロックダウンの2週間延長を発表しています)。いずれにしても、メキシコペソと同様に、まだまだ下落の余地が大きいのではないかと個人的には考えます。
2億り夫婦のスワップ投資:短期的計画(コロナショック中)
ペソもランドも、先週は史上最安値よりやや高い水準で引けました。ただ、しばらくは両国のコロナウィルスの感染拡大の状況によって変わってきそうです。特に南アフリカは上記のように衛生面に懸念があり、あまりつっこむのもリスクが高いように思います。
一方で、やはり史上最安値付近にいる現在は、買い増すチャンスだと考えます。
というわけで、2億り夫婦はメキシコペソにもう少し資金投入することにしました。
具体的には、トライオートFXのカスタム自動売買で3ヶ月間で435万円の利益が上がっているので、そのうちの100万円をメキシコペソに追加資金投入することにします。
リンク:【3ヶ月で利確151万円、合計損益早くもプラ転。FXカスタム自動売買実績】
二番底が来るかどうかわかりませんし、そもそも株価の二番底とは別のタイミングで下落するかもしれません。コロナショックがいつ収束するのかもわかりませんので、これからの約3ヶ月は下記のルールでやっていきたいと思います。
毎週10万円分を使って、リバレッジ3倍 = 30万円分を買い増す
10週間以上低い(安い)状態が続いた場合は、さらにカスタム自動売買からの資金を追加投入します。
なお、南アフリカランドは毎月のスワップ分の積み立てだけで、もう少しこのまま様子を見ます。
高金利スワップ投資:年間利回りは15.3%見込み
メキシコペソと南アフリカランドのスワップポイントを合わせると、
のスワップが入ることになります(4/6-4/10の週のスワップポイントは面倒なので計算に反映させていません)。
保有通貨 | 平均レート | 評価損益 | 累積スワップ | 合計損益 | |
ペソ | 2,700,000 | 5.032 | -1,078,120 | +85,054 | -1,008,186 |
ランド | 1,980,000 | 6.590 | -1,807,660 | +70,638 | -1,148,320 |
先週からの1週間でスワップは+24,030円です。月に約106,400円ペースになります。
現在メキシコペソ・南アフリカランドともに400万円ずつ、合計800万円で運用していますから、2通貨ペアまとめた1年の利回りは17.4%になる見込みです。
メキシコペソ:年間スワップ79万円見込み
当面、【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスのスワップポイント8円に基づいて計算します。
1層目:5.52-5.70、2万通貨ずつ10個 ←すべて保有
2層目:5.22-5.50、4万通貨ずつ15個 ←すべて保有
3層目:4.72-5.20、6万通貨ずつ25個 ←すべて保有
4層目:4.52-4.70、8万通貨ずつ10個 ←4.44/4.50/4.62/4.70の4個保有
(5層目:4層目を突き抜けたので手動で追加 ←4.38に8万通貨保有)
【平均レート = 5.032】
(A) 1層目はまずまず引っかかりやすいけど、比較的高値なので少量だけ保有する。
(B) 2層目は引っかかればまずまずのポジションなので少し重めに持ちます(4万通貨単位)。
(C) 3層目〜4層目はおそらくしばらく引っかからないだろうが、引っかかればかなり有利なポジションなので、比重を上げて(6〜8万通貨単位)長期保有に持ち込む。
(D) 下層に行くほど保有単位数を多くしているのは、ポジションの平均値を下げるため。例えば4.52円まで全てのポジションを保有したときの平均値は4.945円(合計310万通貨単位、1454.4万円分)。全て均等に保有した場合の平均値は5.110円。
(E) スワップが溜まって証拠金が増えてきたら、リバレッジ3倍前後の維持を目安にポジションを積み立てていく。
コロナショック中に手動でポジションを追加して、建て玉合計は270万通貨、平均レートは5.032になりました(計1,359万円分)。
【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスのスワップポイント8円に基づいて計算すると、
2億り夫婦は400万円でメキシコペソ投資をしていますので、年換算の利回りは19.7%になります。このスワップポイントがずっと続くわけではないと期待しますし、現状がしばらく続いても19.7%ならかなりいいです。というわけで、メキシコペソ投資は続行します。
長期的なメキシコペソスワップ投資の積み立て方針
予想よりはるかに早く・深くポジションをとることができたので、次のステップを計画しています。複利で運用していくのが最重要ポイントですので、基本的には積み立てていく方針です。
グラフからお判り頂けるように、うまく複利で運用すると、メキシコペソだけで2045年に1億円(25倍)、2054年に3億円(75倍)を越えます笑。
積み立ての際に、長期的にポジションの平均レートがあまり上がらないよう、当面は下記のルールに従って機械的に毎月中旬に積み立てていきます。
ポジション平均に対する積み立て時のレート | 購入リバレッジ |
150%以上のとき | 買わない |
120%以上150%未満のとき | 1.2倍 |
110%以上120%未満のとき | 1.5倍 |
100%以上110%未満のとき | 2.0倍 |
90%以上100%未満のとき | 2.5倍 |
90%未満のとき | 3.0倍 |
この方法だと現在の3.3倍より確実にリバレッジが下がっていきますが、次の暴落時に資金を追加してある程度まとめて買い増すことで、3.3倍程度の維持を目安に運用を続けていきたいと思います。
南アフリカランドでも同様の運用をすれば、20−30年後にはどちらかは生き残っていてくれるのではないかと期待しています。高金利がいつまで続くかにかかっています。
南アフリカランド:年間スワップ61万円見込み
1層目:7.03-7.39、2万通貨ずつ10個 ←すべて保有
2層目:6.73-7.00、4万通貨ずつ10個 ←すべて保有
3層目:6.43-6.70、6万通貨ずつ10個 ←すべて保有
4層目:6.13-6.40、8万通貨ずつ10個 ←6.22-6.40の7個保有
(5層目:4層目を突き抜けたので手動で追加 ←5.99に16万通貨保有)
【平均レート = 6.590】
コンセプトはメキシコペソと同様です。ムーディーズの格付け引き下げを受けてもう少し暴落したら買い増そうと思って先週100万円を口座に追加しましたが、対して下落しなかったので引き上げました。
建て玉合計は198万通貨、平均レートは6.590、合計1,305万円分です。
今週ヒロセ通商【LION FX】のスワップポイントの平均が6.4円でしたので、
長期的な南アフリカランドのスワップ投資の方針
メキシコペソと同様に毎月機械的な積み立てによって複利で運用します。南アフリカランドの方が今のところ下落リスクがより高いと考えていますので、メキシコペソより少しリバレッジを低めに設定します。
ポジション平均に対する積み立て時のレート | 購入リバレッジ |
150%以上のとき | 買わない |
120%以上150%未満のとき | 1.2倍 |
110%以上120%未満のとき | 1.5倍 |
100%以上110%未満のとき | 1.8倍 |
90%以上100%未満のとき | 2.4倍 |
90%未満のとき | 3.0倍 |
おすすめの証券会社は?
スワップを稼ぐのが目的ですから、証券会社選びは大切です。メキシコペソスワップ投資をする上で、常に条件が上位の証券会社各社のスワップ・スプレッドを表にしています。
コロナショックの影響で、証券会社によってスワップポイントが変動したりしなかったりですが、右往左往せずに長期的に安定して業界上位の条件を提供してくれる口座を選んでおくことをおすすめします。
南アフリカランドについても同様に、条件が安定して良い証券会社をご紹介します。
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