2億り夫婦はメキシコペソと南アフリカランドを保有することで、月に約18万円(コロナショック後の現在は11万円に減少)のスワップポイントを不労所得として得ています。
年間205万円のスワップポイントがつき、年間利回りは25.6%になる見込みです*(現在コロナショックの影響で証券会社各社はメキシコペソ・南アフリカランドのスワップポイントを軒並み下げているので現時点での暫定値は14.4%です)。目指すはスワップ投資だけでも1億円!
今週1週間のメキシコペソと南アフリカランド
メキシコペソをめぐる動き
今週も全般的なリスクオンの流れにつられる形でメキシコペソは円に対して大きく上昇し、久々に5円台にのせました。その後は米国雇用統計の発表などもあり、5円前後で神経質な動きとなりましたが、週の動きとしては大きく回復することになりました。
一方、メキシコでのコロナウィルスの感染がまだ拡大中で、今週は死者が1日に1,000人を越え、さらに過去最高を更新中であり、引き続き「感染拡大による再度経済停止→メキシコペソ下落」が起きる可能性が比較的高いのではないかと考えています。政治的にはロペスオブラドール大統領が経済活動再開の用意を進めている一方、ロペスガテル保健次官は市民に外出自粛を求めているようで、政権内での動きにも一貫性がありません。
あくまで個人的な印象ですが、ニューヨーク州の感染状態・抗体保有率・死亡率などのデータをみていると、ヒスパニック系はアジア系と比較しても死亡率が高いのではないかと思いますし、このままメキシコ国内のコロナウィルス感染拡大が制御不能にならないことを願うばかりです。
(脱線するので飛ばして下さい:コロナウィルスについて思うことは他にもいろいろあるのですが、今週の麻生さんの「日本で感染が広回らないのは民度が高いからだ」という発言は面白かったですね。主要な先進国と比較して民度が高いのは留学経験や旅行の経験から事実だと思いますが(2億り夫がアメリカ永住の道を選ばなかったのはアメリカの民度が著しく低いからです)、それと感染はまた別ではないかと思います。個人的には、日本では弱毒株が昨年末にすでに流行していたために集団免疫ができているのではないかと思います。日本や感染拡大がみられない他の国々では、この冬のインフルエンザ感染が少ないことが統計的にも示されています(概してヒトはウィルスの重複感染はしない)。ついでにもっと脱線すると、麻生さんは2015年に企業が稼いだ利益を内部にため込むことを優先する姿勢を「守銭奴」と発言して炎上しましたが、言葉遣いはともかくとして、言っていることは比較的正しいと思います。株主は企業にお金を貯めこむことなど期待していないわけですから、そのような守銭奴的企業には株主目線が欠如していますし、経営陣は自分の家の家計と勘違いしている節があります)
2億り夫婦がメキシコペソの運用に使用中の【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスでは、今週もスワップポイントが7円で維持されました。証券会社各社がかなりスワップポイントを下げている中、かなり安定していて2億り夫婦のお気に入りです。
南アフリカランドをめぐる動き
南アフリカランドもメキシコペソと同様、世界的なリスクオン傾向につられて、また、6/1以降、南アフリカのコロナウィルス感染状況が回復に向かっていること(意外…)、米中対立が激化しなさそうなことなどから、今週もさらに強い動きとなりました。
大統領選を控えたトランプ大統領は、今までのように中国をびしばし攻撃して株価を下げるようなことがしにくくなっていますし、中国はその足元を見るような感じで、まだしばらくはずるずると米中対立は続きそうですが、影響は限定的かもしれませんね。
なお、2億り夫婦が南アフリカランドの運用に使用中のヒロセ通商【LION FX】では、引き続きスワップポイントが6円と低空飛行でした。
2億り夫婦のスワップ投資:短期的計画(コロナショック直後)
2億り夫婦は4月第2週から毎週10万円を資金投入してメキシコペソを買い増してきましたが、5月下旬のMXN/JPYの上昇に伴って、手持ちのポジションの平均レートと実際のレートがあまり変わらなくなって買い増しのメリットが薄れたので、当初の予定どおり「10週連続ナンピン計画」を中止しました。
今週から「10週連続ナンピン計画」中断
4.5~4.6を割ったら買い増し再開
毎週10万円分を入金して、リバレッジ3倍 = 30万円分を買い増す
メキシコペソ:年間スワップ79万円見込み
現在440万円分をメキシコペソで運用中ですので、【セントラル短資FX】FXダイレクトプラスのスワップポイント7円に基づいて計算すると、
このスワップポイントがずっと続くわけではないと期待しますし、現状がしばらく続いても18.0%ならかなりいいです。
南アフリカランド:年間スワップ44万円見込み
2億り夫婦は南アフリカランドに400万円を投入して運用しています。
ヒロセ通商【LION FX】のスワップポイント6円に基づいて計算します。
高金利通貨スワップ投資:年間利回りは14.4%見込み
現在の保有状況は下記のようになっています。
メキシコペソ | 南アフリカランド | |
保有通貨量 | 3,100,000 | 2,030,000 |
平均レート | 4.958 | 6.568 |
評価損益 | +323,970 | +26,402 |
スワップ累積額 | +211,582 | +133,602 |
メキシコペソと南アフリカランドのスワップポイントを合わせると、
になります。
トルコリラは運用しないの?
さて、メキシコペソ・南アフリカランドと並んで高金利通貨人気三兄弟のトルコリラですが、2億り夫婦は2019年に勝ち抜けしてからしばらく運用していません。
トルコの政策金利が8.25%と、2019年の最高時と比較して約1/3にまで低下していることと、地政学的リスクが常にあること、コロナウィルス感染収束をまだ見込めないことなどが理由です。
先週14.5円くらいまで低下しましたが、以前から書いている通り、12-13円あたりまでしっかりと低下した際に再開したいと思います。それまでは引き続き為替リスクが機会損失リスクを上回ると考えて、手を出さないつもりです。
2億り夫婦は、引き続き「20年後にスワップ投資だけで1億円突破」を妄想をしながら、明るく投資を続けていきます!
おすすめの証券会社は?
スワップを稼ぐのが目的ですから、証券会社選びは大切です。メキシコペソスワップ投資をする上で、常に条件が上位の証券会社各社のスワップ・スプレッドを表にしています。
コロナショックの影響で、証券会社によってスワップポイントが変動したりしなかったりですが、右往左往せずに長期的に安定して業界上位の条件を提供してくれる口座を選んでおくことをおすすめします。
南アフリカランドについても同様に、条件が安定して良い証券会社をご紹介します。
それでは、来週も良いトレードができますように。